ドイツ生活スタート
そうか、「俺の家の話」を楽しんでいたのは、もう半年以上前のことになるのか。。
引っ越しの忙しさと、新生活に慣れることに一杯一杯で、ブログの存在すらすっかり忘れてしまっていたこの数ヶ月。
久しぶりの更新です。
はーい。
ドイツにきましたよ。
もうね、書きたいことならたくさんあるのですが、またぼちぼち紹介していけたらと思っています。
俺の家の話
長瀬智也くん主演のドラマ、「俺の家の話」が最近の毎週金曜日の楽しみになっています。
昨日は第7話でした。毎回笑いと涙必須のドラマですが、昨日もまぁ泣きました。笑いました。
このドラマを見始めて初めて知ったのですが、なんでも長瀬くんは、このドラマを最後に引退するとか。裏方からの仕事に回るそうですね。
実は私は長瀬くんと同年代で、「白線流し」の時代から彼の出演してきたドラマは多分ほとんど見てきています。同年代というだけで、親近感が湧くのですが、それに加えて、最近はかっこいい40代になって、ますます魅力的になりましたよね。
そんな彼の演技がもう見られなくなるかと思うと非常に残念ですが、大胆に舵を切るには最適な年齢なのかもしれません。彼なりに考えた結果でしょうしね。
そんな私も今年は大きな変化を迎える予定で、悩むこともストレスも多いですが、あんな素敵な同年代がいると思うと、それだけで勇気づけられます。
大丈夫大丈夫、上手くいくよ!
とここのところ不安が大きくなっていた背中をぽんっと押された気分になりました。
あぁ〜時間ができたら長瀬くん出演のドラマをもう一度最初から見返してみたいな!
帰宅に際し動いています
週末に久しぶりに自宅へ帰ります。
自宅へ帰る=長期間ワンオペ
で、できれば避けたかったのですが、子供たちの健診の予約をもう2度も延期して、予防接種のこともあるし、もうこれ以上延ばしたくなかったので、帰宅することにしました。
後は、上の子を幼稚園に通わせてあげたいと言うのもあります。
さて、コロナの影響で移動はすごく面倒になっています。
特に国を跨いでの移動となると尚更。
相方は仕事があるので、翌日ドイツへとんぼ返りするため、ドイツとオーストリアの両方のコロナルールに注意する必要があり、それらの調整が結構面倒です。
私は、オーストリア入国につき、コロナテストの陰性証明書を持っていくか、入国後24時間以内の陰性証明書が必要です。ちなみに子供たちには必要ありません。
ドイツでテストをすると50ユーロほどかかるのですが、オーストリアだと健康保険加入者は無料なので、オーストリアへ入国してからテストをすることにしました。
が、テストをするにしても、事前に申し込み、予約が必要で、その手続きもまた微妙に面倒。
これはおいおいブログに書いていこうと思います。
この情報が誰かのお役に立てば幸いだと思うと同時に、もうこう言う情報が無益になってしまうような、コロナ騒動のない世界が早く戻ってきて欲しいと心から願います。
公園での出会い再び
面白い出会いがありました。
相方が仕事で二日間留守だったので、娘二人を連れて近所の公園へ遊びに行ったのですが、砂場で遊ぶ上の子に、側のベンチに座っていた他の子のパパさんが何やら話しかけました。
最初は気づかなかったのですが、なんとそのパパさん、日本語を喋っているではありませんか!
私と娘が日本語で話しているのを聞いて、娘に日本語で話しかけたようですw
それがきっかけで少しお話ししたのですが、そのパパさんは二人の子供を連れて奥さんと一緒に公園に来ていました。
ドイツ人ご夫妻。
昔早稲田大学に1年留学、その後ロンドンでも何年か留学して日本語を学んだと言うのです。
どおりで、ペラッペラ!
前のお仕事では別の街で日本企業関係のお仕事をしていたんだとか。
フランクフルトには日本人は大勢いて、公園で居合わせても珍しく無いんだと言うことは、ここで生活し始めて分かったのですが、日本語を話すドイツ人と出会うこともあるんだと学んだ1日でした。
いやあ、フランクフルトってすごい街ですね。
奥さんの提案でそのパパさんと私は連絡先を交換。今後また会うことがあれば日本語でお喋りする機会がありそうです。
子供がいなければこう言う世界があるなんて知りませんでしたが、公園って面白いところです。子供が遊べるだけでなく、親も様々な人と出会うことができます。
いやぁ、公園って奥が深いですね。
久しぶりの買い物
つい1週間ほど前まで、順調に減ってきていたコロナの新規陽性者数の数がここのところまた増加の傾向を見せていて、あーまたかーとうんざりしている今日このごろです。
イギリスは6月終盤から通常通りの社会生活が送ることができるように徐々に規制を緩くしていくとか国民に発表したらしいですが、オーストリアやドイツは一体どうなるのでしょう。。
もう日本にこんなに長く帰っていないのは初めてで、まだこのような状況なので今年も帰ることができるような気がしません。
さて、そんなことはさておき、昨日、娘のおもちゃをネットで調べていたところ、ベビー用品店はロックダウン中でも通常営業しているという情報を入手。
そんなまさか〜と思いながらもネットでお店のサイトを見ると、「通常営業」の文字。
営業しているなら、ネットで頼むより実物を実際手にとって見ることができる方が嬉しいので、今日早速行ってみました。
お店に着くまでは本当に営業しているのか半信半疑でしたが、お店の前の駐車場には何台か車が!
お店に着くと、おおー!!普通に入れました!!
スーパーとドラッグストア以外でお店で買い物をここ数ヶ月していなかったので、結構感激でした。娘があれもこれも欲しい欲しいと騒ぐので、目当ての物だけをさっさと探して早々にお店を後にしましたが、欲しいと思ってすぐ手に入るのはやはりオンラインには無い良さ。
短かったですが、久しぶりの食糧、日用品以外の買い物ができて気分が良くなったのはいうまでもありません。
本当にね、自分の人生で、ロックダウンのようなこんな経験をする羽目になるとは、想像もできませんでしたよ。
もし私が日本に住んでいても経験できなかったこと。
日本に住む人たちのネットへのレジャーや食事の楽しそうな投稿や、ドラマで普通に繰り広げられる普通の生活。
これが今のドイツにはありません。
ロックダウンでなくても、普段いくのはスーパーかドラッグストアが主ですが、ちょっとお友達とカフェでお茶とか、気になっている洋服を見にお店へ行くとか、そういうことができない世の中って本当に味気ないです。
映画館や劇場が閉まっているのもつまらない。
エンタテインメントがオンラインでしか存在しない生活って、私には無理。
早くコロナ規制がなくなって、以前と全く同じ、とまでは行かないまでも人々が普通に生活を楽しめる世の中になってもらいたいと切に思う土曜の昼下がりです。
こんな日もある
最近晴天続きだったのですが、今日は朝からどんより雨模様。
これが原因なのかどうかは知りませんが、今日はなんか気分が落ち込み、不安だけ大きくなっている私です。
昨日は考えた上でのドイツ移住をネタにブログを書いたけれど、今日はその移住がすごく不安になっています。
一番大きいのはやはり金銭面のこと。
私はドイツで大学を卒業してすぐに就職できたため、長く無職を経験していません。あ、育休中である今は無職ですが、一応育休手当てがあるので。。
夏に育休が終わって、そのまま職場に復帰しなければ、立派な無職になります。ひえ〜!!
無職で国外、それも縁もゆかりもない土地へ移住。
もちろん職探しはすぐ始めるつもりですが、果たして、なんのコネもない場所で極東からきたチビのアジアンのおばちゃんに果たして仕事が見つかるのかどうか?!
そんなことを考えると、「あーやっぱり今の職場にとりあえず復帰して、相方はドイツ、私は子供たちとオーストリアで暮らすか?」とも考え直したり。
今から全く違う分野での職探しをいきなりするのは、ここドイツでは厳しいと思うので、とりあえず自分が今までやってきた分野に関係するところから探すすもりだし、子供のこともあるのでフリーやらTeilzeitやらで上等だと思っています。
が、如何せん久しぶりの就職活動。
ネガティブな考えの方が先行しています。
とりあえず夏以降、一刻も早く毎月そこそこの収入が得られるようになりたいものです。
近況を一つ
転職のため、昨年夏から相方がフランクフルトで働き始め、私は乳幼児二人とオーストリアで基本ワンオペ生活をしている(今はフランクフルト滞在中)のですけど、やっぱりお互いの親戚も親もいない異国で、乳幼児二人抱えて、単身赴任とかワンオペとかは、はっきり言って超大変です。
いや、大変じゃないのかもしれないです。能力のある人にとっては。
私にはその能力が足りなかった!更に私にとっては、街中から車がないと生活できないど田舎に引越した直後に決まった相方の転職で、当時の精神的疲労が半端ありませんでした。もちろん物理的にも毎日疲弊していましたw
が、私は仕事がまだオーストリアにあって、育休が終わったら復帰する予定でしたし、私の稼ぎがなければなかなか我が家の家計は大変なことになってしまいます。なので、仕事をやめるという選択肢は当時の私にはなかったのです。
が、しばらくフランクフルトで、家族で生活してみて、やはり一緒に暮らすのが一番良いだろうと思うように。
オーストリアでの今のど田舎の住居というのがこりゃまた映画の中にでも出てくるような素晴らしい場所とコミュニテイで、引越した当時の私は、ここでの生活を守るためなら頑張れる!と思っていました。
が、いったん外に出て自分と自宅を切り離すことで、冷静にみられる部分がでてきまして、一番大事なのは、住む場所よりも、家族が一緒にいることである、と納得したのです。
なので、育休が終わる夏を待って、私は10年暮らしたオーストリアを離れるつもりでいます。
離れて、夏からドイツで家族で暮らそうと思っています。
まぁ私は最初にドイツに暮らし、それから仕事でオーストリアに移住したので、出戻りという感じでしょうか。
しかし、はっきり言って、オーストリアは環境が良いと思います。
そりゃ海はないですよ。でもね、驚くくらい綺麗な川や湖がごろごろあり、森など自然が本当に綺麗ですし、ドイツと比べると自国の作物に誇りを持っているというか、食べ物も美味しいです。
子育てするならドイツより私はオーストリアだと思っています。
ただ、母親が働きながら子育てするとしたら、ドイツかもしれない。というのは、3歳未満の子供を預ける場合は、基本両親共に働いていないといけないから。(私立の保育園の場合は別)
まだよく調べていないのでわからないのだけど、ドイツは多分そういう基準がもっとゆるいのでは?
専業主婦をしながら、3歳未満の子供を保育園に預けている知人が何人かいるので、勝手に私がそう思っているだけなんで、もし間違っていたらご指摘いただけると嬉しいです。
あとですね、私がドイツへ引越しを決めた理由としては、私の職業です。私の職業は劇場で舞台に立つことなので、当然夜に仕事をすることがすごく多くなります。
とすると、その間子供はベビーシッターにお願いすることになりますが、仮に15日くらい夜仕事があり、1日あたり5時間ほどベビーシッターにお願いするとなると、それだけですごい金額になるんですよね。土日にも仕事があることが多いです。
子供と一緒に過ごせる時間を犠牲にして働いて、その報酬の大部分をベビーシッター代にしなければならないなんて、一体なんのために働いているの?って感じになると思うんですよ。
なので、ここは一つ思い切って仕事を辞めてみて、子供との時間を確保し、並行して仕事を探す、もしくはフリーで仕事をすることに挑戦して見ようと思うに至ったという感じです。
仕事を失いたくなかった私が、このように考えるようになったのは、コロナで家族が一緒にいることの大切さを知ったのも大きなきっかけの一つです。
ああ、このテーマではまだまだ書くことが出てきてしまうので、今日はこの辺にします。