国際都市の醍醐味
ブログにははっきり書いていませんでしたが、訳あって、今フランクフルトに滞在しています。
いつも子どもを連れて遊びにいく公園に、今日もいってきました。
上の娘は数日前にLaufrad(日本ではストライダーというのかな)を手に入れて、それに乗りたくて堪らなくて、気温マイナス7度の中、公園に来たわけです。
そしたら、同じ歳くらいの男の子が娘に興味を持ったらしく、彼の持っていたキックボードで娘を追いかけ出しました。
娘はキャッキャ言いながら追いかけっこをしばらく楽しんで、その後、二人はお互いの乗り物を交換して、またそれに乗り、追いかけっこを始めました。
まぁなんとも微笑ましい光景です。
その男の子のご両親も公園に来ていて、ママが私に話しかけてくれたのがきっかけで、少しお話をしたのですが、ご夫婦では英語で会話していたのに、男の子とは何やら知らない言語で話しているのが気になって、子供さんと何語で話しているの?と聞いてみたところ、
「ポーランド語とフランス語と英語よ」
とのこと。
ちなみに私たちは英語で話しました。
フランクフルトは外国人が多い街だそうですが、今日のこの出会いだけでなく、この街ではドイツ語より英語の方をよく耳にします。
そしてそのほかの外国語も本当に多い。
今日の男の子は、ポーランド語、フランス語、英語で育ち、幼稚園や学校にいけば自然とドイツ語にも触れる機会が多くなるだろうから、将来的には4カ国語を操るようになるのかもしれません。
そういう人は実はこちらには沢山いて、バイリンガル程度では珍しくもなんともない雰囲気。
特にこういう国際色豊かな街だとごろごろそういう例を目にします。
日本だとあまりこういう経験はできないと思うので、国際都市で生活することの醍醐味はこういうところだろうなと思うのでした。
「また明日!」
と言って別れた今日のご家族。
また会えると良いな。